日本の首相官邸に突っ込もうとした男 SNSで供託金廃止訴え 過去には原発再稼働反対運動にも参加

(VOVWORLD) -東京都千代田区永田町の首相官邸や自民党本部に火炎瓶や発煙筒のようなものが投げられた事件で、警視庁に逮捕された埼玉県川口市の職業不詳、臼田敦伸容疑者(49)は、交流サイト(SNS)上で、選挙の供託金廃止を訴えていたことが19日、分かりましたた。

臼田容疑者のものとみられるアカウントは、SNS上で「なにが首相公選制だよ。その前に制限選挙をどうにかしろ。選挙供託金制度を廃止しろ」「300万円供託しなければ立候補できない選挙なんて何回やったって意味がない」などと投稿していました。

さらに、「暴れる力で社会を変えよう」などとも投稿していました。選挙への立候補を目指していたとみられ、報道機関などに自身の経歴を書いた調査票を送るなどしていました。

また、関係者によりますと、臼田容疑者は、過去に関西電力大飯原発3、4号機再稼働を巡る反対運動に参加し、付近でテントを張るなどしていたといいます。

平成24年には、東日本大震災のがれき受け入れを巡る大阪市の住民説明会の会場に数人で無断で入ったとして、大阪地検に威力業務妨害罪で起訴されていました。(.sankei.com)

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